〈告発〉大阪の某クリニックの詐欺行為 2
理事長はベットに横たわっている私を一目見るやいきなり「悪い!」と叫びました。
理事長夫人と同様、私の不安を煽っているようでした。
この理事長も胡散臭いことこの上ないです。
そして私の足のふくらはぎを押さえながら「痛いでしょう」と聞いてきました。
私は「痛いです」と答えました。
また同様に私のへその辺りを押さえてながら「痛いでしょう」と聞いてきたので、「痛い」と答えました。
その後理事長は私の耳たぶを妙にいじっていましたが、耳なので自分の目で見ることはできません。
そのため理事長が具体的に何をしているのかわからず、されるがままでした。
理事長のその行為は2分ほど続きましたが、再度理事長は私のふくらはぎやへその辺りを押さえてきました。
そして「今はもう痛くないでしょう」と聞いてきました。
確かに痛みは無いので「痛くない」と答えました。
この時、理事長は私に得意げに言いました。
「これが秘術です」と。
思いっきりドヤ顔で・・。
ただ秘術と言われても、そもそも肺炎を治療したい私が何故このような医療行為を受けなければならないのかさっぱりわからず、その説明を求めても「秘術」以外の説明は全くありませんでした。
何なの、この人・・・。
診察が終わり、しばらく待合室で待たされた後、看護師が私を呼びました。
そして「本来は2万円ですが、あなたは特別に1万円におまけします」と言い、1万円の支払いを求めてきました。
その請求についての内訳を記載した明細書等は一切なく、ただ口頭で1万円支払えとのことでした。
(って、ここはぼったくりバーですか・・・?)
さすがにこの団体に不信を募らせていた私は、「相応価格は支払うが、こんな異様な金額は払えない」とこれを断りました。
するとその看護師にまた理事長夫人の前に連れていかれました。
理事長夫人は「うちの理事長は東大の教授も患者にしている・・」と問診時の話を繰り返してきました。
埒があかないので理事長夫人に何が言いたいのか尋ねると、お金を支払えとのことでした。
私はこれを断り、その場を退出しました。
そしてそのまま某クリニックの医師のもとに出向き、この顛末の苦情を述べ、その説明を求めました。
私の苦情を聞いた医師は何も説明できず、ただ私が煩わしいと感じたようで「支払いはもう結構です」と言いました。
某クリニックの医師は、この団体の支払い請求を決定できるようでした。
翌日の9月15日、さすがに不信を抱いた私は所轄の保健所に電話を入れ、これらの話をしました。
そしてその担当者に教えられて初めてわかりました。
まず某クリニックが私に行くよう指示したところは、実は鍼灸院です。
そして理事長とやらの正体は鍼灸師で、私にした行為はただの針治療でした。
思わず吉本新喜劇のようにコケた瞬間でした・・・。